青少年交換学生(本渡地区大会)

 それから10年の歳月が経つた1987年10月17 18日の両日272地区年次大会が堀田善久ガバナーの主催により天草の本渡で開催されることになつた。
 この日は丁度インドのニユーデリーでアジア地域大会参加の旅行と予定が重なるので、これを何とか早めに切上げて、予てから是非一度訪ねてみたい天草に参加を申し込みすることにした。
 この大会では「響け! 奉仕の歌声」のテーマのもとで藤山一郎氏(東京西RC) の記念講演がある由、彼は「楷書のロータリアン」と言われるほど何事にもけじめを正しくつける方であり、私のクラブ会長の初例会にわざわざ来会され、今日はソングリーダーを務めてあげようと「君が代」と「奉仕の理想」のタクトを振つてくださつた方でもあるので、そのお礼と応援をも兼ねてのことになつた。
 大会行事が無事に終わつた後の夕刻に関係者が集まり、座談会「甦る! 奉仕の絆」の催しが堀田ガバナー司会で行われた。当時の学生浪崎恵美子は既に2児の母親であり大阪在住であつたが、当日は本渡に里帰りをされ再会を楽しむことが出来た。
 翌日は本渡クラブの稲垣、多田両氏の案内で天草の名所巡りを楽しみ東京に戻つた。
 この時のことは「友」1988年3月号に「地区のたより」「甦る! 奉仕の絆」として4頁にわたり記載された。
 4月には京都の地区大会に会長代理として出席のこともあり、この情報が京都会員の方々まで広く伝わつた。
 10年前のほんの小さな出来事が、大きな反響を呼んだ。
「さざれ石が巌となる」譬えを実感する思いであつた。


←前の頁に戻る ↑目次に戻る 次の頁に進む→