新地区の創設(275地区)

 ロータリーの発展につれ東京地区は1980年2つに分かれることになつた。数年前より境界線が検討された結果、東京RCは北グループと沖縄を加えて従来地区に、南グループは中央区と更にグアム、サイパンを加えて新地区創設と決められた。この新地区初代ガバナーとして服部禮次郎氏 (銀座RC) が就任された。
 日本の地区は概ね1県1地区で構成され、その県庁所在地の歴史も旧く大きいクラブがリーデイングクラブとして活動する姿勢であり、私はこれを富士山型地区と称している。
 これと比べ、この新地区は南、日本橋、銀座、西クラブ等いずれも創設以来略30年、会員数も 200名を超える稀に見る形態をしているので、私はこれをアルプス型地区と考えている。
 さて、この形からリーデイングクラブとは何か、本来RIは所属クラブに新旧、大小の差別を付けていない。定款、細則、手続要覧どこでも皆平等の扱いである。しかし、「奉仕の理想」の志を持つ者の集まりであり自ずから、「あのクラブの活動は」と注目の的になることは自然の理であろう。
 ハロルド トーマス元RI会長はロータリーの花園には赤一色で埋まるのは危険である。赤あり、白あり、黄あり、紫あり様々な色で埋め尽くされてこそ美しいと説かれている。また、自分はただ一人の人間に過ぎない、何もかもすることは出来ないが、出来ることは断固として行うことにしていると説く。
 活き活きと様々な活力あるクラブの集まるアルプス型地区こそ、ロータリーの真の姿ではなかろうか。


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