規程審議会(89年シンガポール、92年アナハイム)

 1989年と1992年の2回、地区代表議員として参加した。この規程審議会は3年に1回開催されるロータリーの立法機関であるが、極めて民主的な手法で議論が尽くされてから採否が決められる。
 審議会で決められても直ぐ有効にはならない。もう一度各クラブに賛否を問い正す丁寧さである。

 89年は人頭分担金の増額、婦人会員の承認、2つの標語の内「超我の奉仕」を優先するのが特に注目された。

 92年は一度廃絶された決議23-34 が8年振り復帰した。更に新たな体験があつた。2750地区の東京荏原RCからの「2つの標語は同列とする」との提案が出された。当地区代表の私が提案者とならざるを得ぬ立場となつた。
 このように前回の審議会で理事会提案で採択されたものを直ぐ次回で覆すのは極めて難事であると共に、審議会での発言は1人3分と厳しく限定されているので、この短い時間に難しいロータリーの哲学を全世界の代表議員に納得させるのは大変難しいことであつた。
 日本人相手なら「車の両輪だ」と一口言えば済むことが世界相手ではそうはいかない事を体験した。
 この様な提案はただ一クラブの思いつきで提案するのでなく、少なくとも先ず地区内各クラブの賛同を得、更に「ロータリーの友」なり、ガバナー会を通じ充分の根回しをし日本中の各クラブの賛同を得た上で提案すべきではないかと思う。それでも決議 23-34の復帰には8年の歳月が掛かつていた。
 これが私が二つの審議会に出て得た結論である。


←前の頁に戻る ↑目次に戻る 次の頁に進む→