青少年交換学生(殿下からの年賀状)

 2002年1月元青少年交換学生アンドルー・アークリー君から一冊の週刊誌が届いた。週刊新潮の1月24日号である。表紙を開けると、「殿下からの年賀状」とあつた。殿下とは皇太子殿下である。宛名はアンドルー・アークリー様とご自筆で書かれ、徳仁とご署名されている。
 宛先が無いが、これは葉書を封書に入れて送られるためである。アンドルー君は殿下のご学友。実際に殿下と机を並べたのは、彼がオーストラリアから学習院高等科に留学した1年間に過ぎないのだが、長く続く友情こそ、殿下のお人柄の賜物か。12,3年前に再び来日し、現在は日豪の橋渡し役の勤めをしている。殿下からの年賀状はこれまで版画を使われたようだが、今年からはパソコンを導入されたようだとも説明がつけられている。
 アンドルー君は 74-75年度のオーストラリアからの交換学生である。私は当時地区青少年交換委員であつたので何かと世話をしていた故もあり、再来日の為の滞在ビザ取得の保証人を務めている。
 65年にただ1人の学生が来日したことから始まつたこの青少年交換活動も、現在当地区だけでも派遣受入合わせて年間30名、地区奉仕活動予算の内の最大額が与えられている。日本全部では派遣受入合わせて年間 700名に及ぶ数に発展しているとも聞く。
 その中でもこの28年に及ぶ殿下との交友の絆が今なお続けられてていることは、この交換学生制度の最大の成果とも評価され、当地区の誇りでもある。
 殿下からの年賀状はただアンドルー君ばかしでなくロータリー青少年交換活動に対する年賀状でもあろう。この50年誌の纏めの1つになればこれに過ぎる喜びはない。


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